2012年07月12日
岡本重明氏「田中八策」発売になりました。

ついに発売となりました。
昨日ですけど。
田原市在住の岡本重明氏著『田中八策(でんちゅうはっさく)』!!
田原市の農業法人「新鮮組」の代表です。
岡本さんはTVタックルにも出演し、ガツガツモノを言う強烈な印象です。
さっそく僕も読んでみましたが、日本が抱える農業問題をバッサリと切り、
世界で勝てる日本の農業像を具体的な自論を持った人です。
『田中八策(でんちゅうはっさく)』のタイトルは、
岡本さんが敬愛する坂本龍馬の「船中八策」から来ています。
放射能農産物、タイでの日本のコシヒカリ栽培の話、TPPのこと・・・
などなど、今まで一切の補助金をもらわずに農業をしてきた、
ビジネスとしての農業論を独自の視点で展開していきます。
この発想力にビックリします。
来週、ある姉さんを通じて岡本さんをお会いします。
楽しみです。
ぜひとも、豊川堂各店にてお買い求めください。
2012年02月28日
復興の書店

今発売中の週刊ポストが特集しています。
『3.11から1年 復興の書店』
もうすぐ一年になります。
岩手、宮城、福島の3県で被災した書店は391店。
3県の書店数の約9割にあたるそうです。
大きな被害状況の中、様々なかたちで再開した書店をクローズアップしている。
そして、再開ではないお店もできた。
岩手県大槌町にある『一頁堂書店』。
震災前、大槌町にはいくつかの書店があったそうだ。
ところが、震災後は、大槌町から書店が消えた。
昨年10月、私どもが取引している本の卸会社のトーハンの役員さんから話を聞いた。
「震災後、大槌町から書店が無くなった。その地で全く本に関わったことのない夫婦が、書店を始めようとしている。他の書店でちょっと勉強させてもらってから、オープンするんだ。どうしても、自分たちがお世話になった大槌町から書店が無くなること、文化を絶やすことをしたくないみたいだ。僕たちは、この書店を全面的にバックアップしていく。」
この言葉は、書店をやっている僕の心に突き刺さった。
被災地の書店仲間の話を聞くと、再開後、売上は堅調だという。
再開するために、大きな苦労をしたし、もうできないんじゃないかと思ったこともあったそうだ。
それを超えたところに、売上では計り知れない、温かい心をお客様からもっといただいたと言っていた。
本屋をやっていてよかったと皆口を揃えて言う。
2012年02月22日
福島の子どもたちからの手紙

今日の朝礼の前に何気に手に取った本。
表紙の子どもの言葉に、絶句しました。
『僕は大人になれますか?』
『何さいまで生きられますか?』
『僕たちはどうなりますか?いくつまで生きられますか?福島県に住めますか?』
もうすぐ1年経ちます。復興は思うように進んでいないと聞きます。
子どもたちの心は傷ついたままなのではないでしょうか?
子どもたちは、野球がしたい。
子どもたちは、外でお花摘みをしたい。
子どもたちは、きれいな空気を吸いたい。
子どもたちは、友達に会いたい。
大人が作った大失敗は子どもの現在を引き裂き、
子どもの未来を潰したかもしれません。
これが大人のやることでしょうか?
お国の向きはあの人たちに任せて良いのでしょうか?
学者先生様のお話を聞き続けても良いのでしょうか?
村や町にお金がたくさん入るから良いのでしょうか?
日本は、もっと違った舵をきることはできないのでしょうか?
子どもを持つ親として思うことです。
2012年02月13日
久しぶりに本の紹介!

幻冬舎から光浦靖子さんの文庫が発売されました。
『傷なめクラブ』です。
光浦さんは、テレビでも有名な読書好きです。
その光浦さんの今回文庫化された本は、
ファンの人から手紙をもらい、悩み相談をします。
だいたい、相談は話がそれていって、
ドンドン陰湿な世界に入っていきます・・・。
でもさすが、光浦ワールド!
なぜだか、共感・・・はないですが・・・女性的・・・でもないか・・・
テレビで見る光浦さんが話しているような想像ができます。
くだらないけど、おもしろい。
630円です。お楽しみ下さい。
2011年12月10日
僕、マンガデビュー

思いおこすと、まだまだ暑かったあの日・・・。
漫画家の横山裕二先生がご来店(自転車で)。
横山先生は『ツール・ド・本屋さん東海道五十三次編』という企画を自ら立ち上げ、
東海道周辺にある書店に自転車で立ち寄り、ゲッサン(月刊少年サンデー)のPRをする!
夜はテント多し。
そんな過酷なマンガを企画を現在連載中です。
今回(ゲッサン1月号)、
ついに・・・
僕、ゲッサンデビューしちゃいました!
これが、書いてくれたとこです。↓僕3カット出演。

いっしょに、近くの嶋田屋さんで豊橋カレーうどん食べました。
豊川稲荷が、商売繁盛の神様だから、行くといいよって言いました。
横山先生のマンガ、人間味のあるおもしろいマンガです。
皆様、ゲッサンをどうぞよろしくお願いします。
横山裕二先生ブログ
2011年06月23日
最高の恋愛小説

「好き、だからこそ」 小手鞠るい 新潮文庫
詩的で美しい。
でも、痛すぎるほどに
素直で、もどかしい。
本物の大人の愛のかたち。
忘れていた感情が、いっきにこみ上げてくる一冊。
僕の感想です。
僕が読んだ恋愛小説で、間違いなく最高の一冊です。
小林明子さんの「恋におちて」を聴きたくなります。
2011年03月25日
本店、林店長が本のあとがき書きました。

本店林店長が本のあとがきを書かせていただいた本があります。
すでに発売中です。
それは・・・
五十嵐貴久著 『 For you 』(祥伝社刊)です。
五十嵐貴久さんといえば、『リカ』『パパとムスメの7日間』『2005年のロケットボーイズ』『交渉人』など、映像化される作品が多い著者です。
そして、五十嵐貴久さんの唯一の恋愛小説の文庫化に合わせて、林店長が、あとがきを書きました。
もともと、林店長は文章を書くのが好きで、現在も色々な新聞やフリーペーパーなどに本の紹介などを書いています。
この五十嵐貴久さんの作品のあとがきを書くことになったきっかけは、
WEB本の雑誌の本の紹介「横丁カフェ」の連載でした。(当時林店長はカルミア店店長)
これです。ちょっと読んでみてください。→ 横丁カフェ
祥伝社さんの編集者の方の目に留まって連絡があったそうです。
もちろん、文庫化にあたり文章は全面的に書き直してあります。
ところで、林店長は、シャイです。
赤羽根在住、阪神ファンで、競馬好きです。
そして、本の話をすると饒舌になり止まりません。
まさに、本の鉄人で勉強になります。
僕は林店長に「なんかおもしろい本な~い?」ってよく聞きます。
そうすると、おもしろい本を教えてくれます。これ本当。
本店にお越しのときは、ぜひとも林店長に話かけてみて下さい。
おもしろいネタや、おもしろい本、良い本を紹介できるはずです。
そして、林店長オススメの五十嵐貴久著、 『 For you 』(祥伝社刊)を豊川堂で買ってください!
2010年12月16日
KAGEROU 水嶋ヒロ

昨日発売の水嶋ヒロ『KAGEROU』。
かなりの勢いで売れてます

テレビなどで朝からすごい反響でした。
海老蔵と並ぶ取り上げじゃないでしょうか

おかげさまで豊川堂各店でも大反響!
仕入れをいつもより多くしたのですが・・・
すでに在庫僅少・・・
のはずでしたが・・・
たった今、朗報!
本日も豊川堂各店には、『KAGEROU』大量入荷!

週明けにも入荷予定にも大量入荷です。
どうぞ、お近くの豊川堂へ。
Oマネージャーありがとうございました

2010年12月02日
iPhone 女子活用術

冬を感じる今日この頃。
最近風邪が流行のようです。
今日、我が社にシステム会社の某社長さんが、
きれいな女性を連れてきてくれました。
(どうやって知り合ったのかすぐ聞いちゃいました。)
上の写真の高橋浩子さんです。
高橋さんは、なんと56冊もパソコン関連の本を書いている大先生様です。
ちまたでは、iPhone Girls が増えてきているようで、
今では、約3割くらいが女性のユーザーみたいです。
書籍も、雑誌も、アプリや仕事術等たくさんiPhone本がありますが、
今回、乙女の乙女による乙女の為のiPhone本を執筆されました。
『iPhone女子よくばり活用術』
内容はいたってシンプルで、わかりやすい。うん。
特にページの欄外のプチ情報に重要事項がたくさんあります。
なんというか、男には気づかないことが、詰まってます。
読むと、女の人って結構大変なんだなぁなんて思っちゃいました。
著者も編集者もデザイナーもイラストレーターも全員女性で、
著者いわく「女子力を総集結して作り上げた」作品です。
女性ユーザーにとって自分流のiPhone作りに最適なエッセイ風、活用術本です。
これを読むと、一般携帯ユーザーはiPhoneに変えたくなります。
「iPhoneって何ができるの~?」って思う女性にもぴったりの一冊です。
今店頭に在庫無いので、すぐに取り寄せます。すみません。
僕はxperiaユーザーですけど・・・。

『iPhone女子よくばり活用術』 高橋浩子著
技術評論社 ¥1,554(税込)
2010年11月15日
齋藤智裕(水嶋ヒロ)『KAGEROU』発売日決定

みなさんもよく知っているかとは思いますが、
ちょっと世間を騒がせた『齋藤智裕』こと水嶋ヒロさんの
処女作『KAGEROU』の発売日が決まりました。
この作品は、ポプラ社小説大賞を受賞した作品です。
世間では、出来レースとかなんとか言われていますが、僕は信じています。
ポプラ社の中心は、子どもの心を育てる絵本や児童書です。
そんな出版社ですから、大人の事情で物事を動かすことは、断固許されないはずです・・・。
正直、内容などは全く公開されておりませんが・・・。
今分かっているテーマは『人間とは何なのか?生きるとは何なのか?』
どのような作品なのか・・・楽しみである。
ということで、発売日は12月15日(水)です。
豊川堂各店では、もちろん店頭にてご予約を受け付けしております。
発売日に、確実に欲しい方は、ぜひともご予約を。
かなり売れそうな気がしますので・・・。
ただ、芸能人だから・・・なんて作品では決してないはずです。

2010年05月12日
366日マイバースデーブック

昨年秋から売れまくっている商品、それは・・・
マイ バースデーブックです。(366日有り)
お誕生日に、記念の日に大切なあの人に贈ってみてはいかがでしょうか。
豊川堂では、各店(本店・カルミア店・アピタ向山店・セントファーレ田原店)に写真の塔で展開しています。
店頭で目的の日にちがなければ、他の支店の在庫から
数日内にご用意させていただきます。
プレゼント包装大歓迎です。
●誕生日の言葉 ●あなたの性格 ●全体運 ●恋愛運
●家族運 ●友情運 ●健康運 ●相性占い ●血液型別才能と適職
●ラッキーアイテム ●ラッキーフラワー ●ラッキーストーン
●リラックスアロマ ●色占い ●同じ誕生日の有名人
こんな内容です。
詳しくははディスプレイの0月1日を見てください。
ちなみに僕の同じ誕生日の有名人は、香田晋です。
2010年04月21日
2010本屋大賞決定!

テレビのニュース番組でも多く取り上げられていましたが、昨日、2010年の『本屋大賞』が決定しました。http://www.hontai.or.jp/
今年の本屋大賞は、冲方丁(うぶかた とう)著 『天地明察』に決まりましました!!
『本屋大賞』は、「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本!」をモットーに、商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、しいては出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え、設立されたNPO団体です。書店員なら、誰でも投票できる賞です。
やはり、書店員だけが投票する権利があり、本気でお客様にお勧めしたい本の大賞なので、書店の店頭での本の置き方、アピールの仕方に気合が入り、必ず売れ行きが良くなります。
豊川堂でも数人この大賞の投票を行っています。
以前、豊川堂オリジナル新聞『本屋の新聞 78号』で『天地明察』を取り上げました。その書評を掲載させていただきます。
『天』を測って、『地』を統べる
からん、ころん。
金王八幡に奉納された多くの絵馬が風に揺れる。それぞれに書かれた算術の問いと解法。それを目にした時、春海の人生は途方もない方向へと舵を切った。
幕府に囲碁で仕える碁打ち衆の嫡男に生まれながら、算術にのめり込む。老中・酒井に見込まれた春海は、密命を受け、天体の運行を計算・測量する羽目となる。
やがて、八百年も続く宣明暦の誤りを指摘し、新しく授時暦の採用を請願する事態へと繋がってゆく。だが、授時暦も大きな爆弾を抱えていた。改暦。それは、政治・権力・宗教・経済問題として、幕府・朝廷・神社仏閣をも巻き込む。
それぞれの思惑により、駆け引きが展開される中、春海は起死回生の秘策を打ち出し、朝廷を動かしてゆく。
改暦に関わる魅力的な人々。一途に仕事に打ち込む男達の熱い情熱が心に染みる、心地良い時代小説の誕生である。
スニーカー大賞・SF大賞を受賞。そして、ゲーム・アニメなど多彩な能力を発揮し、若者を魅了してきた冲方丁(うぶかたとう)が、新しい境地を開く。表紙の帯に、ビッシリと書かれた書店員たちの賛辞の数々。
読めば、納得。 (え) 2010/2/15
■2010年本屋大賞 順位一覧
1位 冲方丁『天地明察』(角川書店)
2位 夏川草介『神様のカルテ』(小学館)
3位 吉田修一『横道世之介』(毎日新聞社)
4位 三浦しをん『神去なあなあ日常』(徳間書店)
5位 小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(文藝春秋)
6位 川上未映子『ヘヴン』(講談社)
7位 藤谷治『船に乗れ!』(ジャイブ)
8位 有川浩『植物図鑑』(角川書店)
9位 東野圭吾『新参者』(講談社)
10位 村上春樹『1Q84』(新潮社)
2010年04月19日
2010年04月17日
昨日の画像

昨日の夜、携帯の電源が切れて、画像が載せられなかったので、今日載せます。
こんな感じで『1Q84』タワーを作って販売しました。
今日の東日新聞さんに記事を載せてくれました。
ありがとうございました。
先週から、本店店頭にカシオとシャープの電子辞書購入のお客様がたくさん来られてます。
今の時代、電子辞書は音声が出るし、カラーでタッチパネル付ですよ。任天堂のDSみたいに。
来年のモデルはさらにどこまで進化するのやら・・・。ついていけるかしら・・・。
2010年04月16日
初めてのブログ
初めまして。豊川堂六代目です。
今日からここでお世話になります。
よろしくお願いします。
早速ですが、今日は村上春樹著『1Q84 book3』の発売日でした。
テレビや新聞で、ここ数日話題になっており、朝7時から、豊橋駅のコンコースの特設売場で販売をしました。
やはり、話題になっただけあり、1箱目を開けた瞬間にお買い上げいただきました。
『1Q84』は昨年5月に1巻2巻が同時に発売され、合計で240万部を超える大ベストセラーになりました。
そして、約1年ぶりに3巻が発売されました。初版は50万部さらに、発売前に重版20万部ですでに70万部が刷られています。
果たして、どこまで売れ続けるのか・・・。
ちなみに、今日特設売場用に準備した在庫は全て売れてしまいました。ありがとうございました。
店頭には、日曜日くらいまでの在庫がありますので、どうぞお買い求め下さい。
みなさま、ありがとうございました。
写真撮ったけど、携帯の電源切れて載せられませんでした。無念。